スポーツ科学は常に進化するもの。身体を回せと言いながら顔を動かすなと教えるプロがいるならそれは浦島太郎的指導。まるで水を飲むとバテるぞと言っているようなもの。
体を回転させるスポーツ、例えばフィギュアスケートのジャンプ。
軸を中心に高速回転でジャンプするフィギュアスケートの選手は、このような運動の中でどこからジャンプに入るかご存じですか。
それはクビです。頸椎をまっすぐにして首を回りたい方角に思いっきり回しながら飛び上がります。柔道や相撲の投げ技、投げるときに思っきり投げる方向に首を回します。軸回転と呼ばれる運動を起こす時にもしこの動作を取り入れない指導者がいるなら、それは運動原理に関して少し勉強が足りない方と存じます。
一方、相撲や柔道のような格闘技において相手に投げられないよう体を重たく使うような場合にはどうするでしょうか?
重心を下げ、頭と体を深く曲げ、首を動かさないようにするものです。
古い教えの中に『頭を上げるな』、『頭動かすな』と言う教えがありますが、私のもとに伸び悩みで来られる受講生の80%以上はこの古き教えにより生じております。短い体験レッスンの中で正しい首の動かし方、頭の動かし方、フィニッシュ動作を教えることによって、目覚ましい変化を遂げて参ります。ぜひこの浦島太郎的指導を一旦引き出しにしまい込み、新しい理論に基づいて練習をしてみてください。
